ディクラヌルス・モンストローサス

ワタクシのコレクション中、ダントツで最高額の三葉虫

とても手が出る代物ではないと感じておりましたが、今回幸運にも入手することができました。

f:id:Calymene:20200118102956j:plain

            Dicranurus monstrosus 古生代デボン紀

                体長85mm(棘の先まで)

            

フレキシカリメネ ~ミーキ~

産地直送(笑)の化石です。体長30mm弱。

f:id:Calymene:20180410152815j:plain

                                            

 大好きなカリメネ。安価な化石ですが、その特徴がよくわかる、すばらしい化石です。

f:id:Calymene:20180410153554j:plain

画像の色合いはまんまドンピシャ、少し青味がかった母岩に、渋くくすんだ濃いアメ色の三葉虫が載っています。

 

f:id:Calymene:20180410153916j:plain

お尻の部分が少し巻き込んでいますが、、、、、

f:id:Calymene:20180410154200j:plain

           Flexicalymene meeki  オルドビス紀

 

母岩ののあちこちに、なんだかよくわかりませんが、いろいろな化石の破片が混ざってますよ。

 

フレキシカリメネ ~盛り合わせ その弐~

やっぱりカリメネはいいわぁ~ってことで、またまたその他の化石も含んだ盛り合わせを頼んでみました。

f:id:Calymene:20180325104934j:plain

        Flexicalymene retrorsa オルドビス紀

基本、右手の完全防御姿勢のレトローサが主役なのですが、この部分(頭部の部分化石)に理由もなく惹かれてしまいます。脱皮ガラかしらなんて想像したりして。

f:id:Calymene:20180325105934j:plain

防御姿勢(こちらは身が入っているはず)の方はとてもきれいなお顔。美しい・・・・・

カイノプス ~その他、盛り合わせ~

面白い化石標本を入手しました。当時の海底の様子を表したようなものでしょうか。

f:id:Calymene:20180320170210j:plain

          Kainops raymondi(デボン紀)

三葉虫はカイノプス。部分化石ですが、綺麗な複眼です。

その他、化石の破片がビッシリ載っているのですが、これは謎の化石。

f:id:Calymene:20180320170635j:plain

小さいものです。拡大すると、、、、、

f:id:Calymene:20180320171029j:plain

アンモナイトでもないし、、、、、、サンゴではないような気がします。ちょっと中心部も含めて構造などが異なるような。一瞬、硬骨魚類の脊椎骨をイメージしましたが。。。この化石の正体がわかる方、教えていただけると助かります。

2018ミネラルマルシェ浅草橋 ~アサフス レピドゥルス~

体長およそ70ミリ。

f:id:Calymene:20180226175551j:plain

            Asaphus lepidurus

           (写真は差替える可能性あり)

 

いやはや、、、色が出ません。本物は綺麗な飴色なのですが。

この種は、おそらく手に入れることはないだろうと思っていたところ・・・・・・・即決でした(笑)。

ロシア物は美しい反面、高価という印象があり、またアサフス自体三葉虫としてはなんとなく魅力に欠けるなぁ、、、、なんてことでまったくの想定外でした。ところがどっこい、、、実物を見たらぶっ飛びましたよ。。。

ブツは少なくともブラックライトで見た限り、母岩を含めてほぼ補修なしの状態。匂いも自然ないいにおいがします(←これ重要だと思う)。

f:id:Calymene:20180226181531j:plain

複眼・・・・二層に分かれてますね。

 

f:id:Calymene:20180227125921j:plain

バランスの良い美しい標本です。

オルドビス紀前期のAsaphusの系統で、初期に出現しているこのlepidurus。先代はbroggeriということで、後々、expansusからカネゴンみたいなkowalewskiiへと続くようです。

因みにintermediusは、kowalewskiiとは別系統のようです。(眼柄が少しずつ伸びていったわけではないみたい。)

Asaphus broggeri、ちらほら画像は拾えるようですが、やはり一度実物を手にしてみたいものです。

 

ロシア産 オルドビス紀前期

2018ミネラルマルシェ浅草橋 ~prologue~

先日のミネラルショーに続いて、ミネラルマルシェに行ってきました。

なんとなく化石臭がうすい感じで期待はしていなかったのですが、、、、、、、

良い出会いがありまして・・・・・・

そんなつもりもなかったのに、三葉虫を買ってしまいました(笑)

会計を済ませてお店で話し込んでいると、実はと言いながら奥の衣装ケースから出てくる出てくる(笑)、、大き目のタッパーに入ったスゲーのが。

当然2桁の世界。アルマータスは凄かった。どっかで見たような気もするのですがね(汗)

かなり、、、強烈に、、、、後ろ髪を惹かれましたが、ここはグッとこらえて全部で3体。

詳細は後ほど。

カリメネ ブレヴィセプス

   蛍光灯下で見ると、もっと鋼に近い色なのですが、、、、  

    f:id:Calymene:20180209153812j:plain

         口元の腕足動物が印象的・・・・

 

    f:id:Calymene:20180209155043j:plain

これぞ“三葉虫”って感じでしょうか。表面のツブツブも良く残っています。細かい砂粒のような黄鉄鉱はしっかりと張り付いて、ぱらぱらと剥げ落ちる様子はありません。

 

    f:id:Calymene:20180209155647j:plain

          まさに甲冑といった雰囲気。

USA インディアナ シルル紀

 

2/25追記

どうも最近気になるんですよ。この自在頬の欠けが・・・・・・・