2018ミネラルマルシェ浅草橋 ~アサフス レピドゥルス~

体長およそ70ミリ。

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            Asaphus lepidurus

           (写真は差替える可能性あり)

 

いやはや、、、色が出ません。本物は綺麗な飴色なのですが。

この種は、おそらく手に入れることはないだろうと思っていたところ・・・・・・・即決でした(笑)。

ロシア物は美しい反面、高価という印象があり、またアサフス自体三葉虫としてはなんとなく魅力に欠けるなぁ、、、、なんてことでまったくの想定外でした。ところがどっこい、、、実物を見たらぶっ飛びましたよ。。。

ブツは少なくともブラックライトで見た限り、母岩を含めてほぼ補修なしの状態。匂いも自然ないいにおいがします(←これ重要だと思う)。

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複眼・・・・二層に分かれてますね。

 

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バランスの良い美しい標本です。

オルドビス紀前期のAsaphusの系統で、初期に出現しているこのlepidurus。先代はbroggeriということで、後々、expansusからカネゴンみたいなkowalewskiiへと続くようです。

因みにintermediusは、kowalewskiiとは別系統のようです。(眼柄が少しずつ伸びていったわけではないみたい。)

Asaphus broggeri、ちらほら画像は拾えるようですが、やはり一度実物を手にしてみたいものです。

 

ロシア産 オルドビス紀前期